自分自身、あまり会話が得意な方ではないので「人は話し方が9割/永松 茂久 著」を読んでみました。
とても人気のある本だけあって、老若男女読む人を選ばない優しい本だなと思います。
内容もかなりシンプルです。
・否定のない空間を作る
・人は自分が1番大事で自分に興味がある
・話すことよりはまず聞くこと
・相手がどんな話題を求めているかを見極める
・好かれる話し方よりも「嫌われない話し方」をしよう
など、基本と言えば基本なのかもしれないけれど、実践するのはなかなか難しい、でも大切なことが分かりやすく書かれています。
個人的には、普段ビジネス書を読まない人こそ読むと面白いと思います。
分かりやすい言葉で書いてあるので読みやすいし、本の中で気になった内容があればもっと掘り下げた本を読んでみるなど、入門書としてとてもおすすめの一冊だと思います。
例えば・・・
・否定のない空間を作る
→「心理的安全性のつくりかた/石井 遼介 著」
・話すことよりはまず聞くこと
→「聞く力 心をひらく35のヒント/阿川 佐和子 著」
・人は自分が1番大事で自分に興味がある
・相手がどんな話題を求めているかを見極める
→「人を動かす/D・カーネギー」
など、派生して他の本も読んでみるとより理解が深まりそうです。
私自身、この本を読んで改めて話し方を意識しています。
特に、相手の話したい話題についてうまく質問する、というのを心がけていますが、今のところなかなかいい感じで会話が弾んでいます。
最初、本を読んだ時は
「自分のことは話さず相手に話してもらってばかりってストレスにならないのかな?」と思っていましたが、実践してみると意外とそんなことはなく、相手が楽しそうに話してくれるのは、こちらとしても心地いいものだなと思います。
なんとなく会話が苦手だな人は読んでみると色々気付きがあっていいかもしれませんね。
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